Nakao

幕末太陽傳のNakaoのレビュー・感想・評価

幕末太陽傳(1957年製作の映画)
4.8
川島雄三の代表作であり、日本映画史に燦然と輝く傑作喜劇と言われる作品。当にその通り、文句なしの傑作。

品川の女郎屋?遊郭?を舞台にしたグランドホテル式のドタバタコメディ時代劇。幕末という不穏な空気の時代に反して、客に女郎、番頭、居残りさん、攘夷浪士etc三々五々の人間模様にトラブル続き。賑やか!

映画の始まりから終わりまでずーーっとワクワクして、楽しい気分になれる映画ってそうそう無い。女郎も番頭もお客も、もちろん居残りさんも兎に角みんなキャラ魅力的。

「三千世界の鴉を殺し主と朝寝がしてみたい」。高杉晋作カッコいい。
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