幕末太陽傳の作品情報・感想・評価

「幕末太陽傳」に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

遊郭で仲間と共に豪快に遊ぶ粋な男、佐平次
先に部屋を出た仲間が金を持ってくるなどと言っては
宿に居座り一向に金を払う様子がない。
実はこの佐平次という男、無一文だったのだ。



     ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆



        ネタバレになるので
↓  作品が気になる方は閲覧しない方がいいです。  ↓



頭のキレる佐平次や幽霊を演じる小沢昭一さん
しぶとく、ねっちこい女郎屋の客と佐平次の墓での一抹
コミカルに描かれる相模屋で巻き起こる様々な出来事。
これ見よがしに続々と登場してくる有名な役者さん達
豪華なんだけど主役クラスの役者さんの多さが
自分にはちょっとゴタゴタしたように感じられたかな。
でもこんなに凄い役者さんが勢ぞろいする作品ってないだろうな。
abekoh

abekohの感想・評価

3.3
テンポがとても良い。落語だね。でもお歯黒の人を抱ける自信がない。
レイコ

レイコの感想・評価

3.7
この時代の邦画をあまり見たことがなくて楽しめるか心配だったけど、テンポよく進んでいくストーリー、人情溢れる脚本、黛敏郎の音楽、どれも良かった!
若き日の石原裕次郎の色気溢れる演技もフランキー堺のお茶目な演技も印象的。南田洋子と左幸子の伝説の喧嘩シーンも凄かった!遊女の喧嘩こわい(笑)。カメラワークも、技術が発達した今から見ると新鮮だった。
TETOTE

TETOTEの感想・評価

4.5
面白い!
ラジオで時代劇研究家の春日太一さんが、時代劇入門編としてもオススメしてたので、前々から気になっていたのもあり鑑賞。正直何言ってるかわからない所もいっぱいあったけど、それでも面白い!言葉の一つ一つが理解できたらもっと楽しいだろうなー。
あと2人の女優さんが美しすぎた
グランドホテル方式の映画として、ここまで素晴らしい脚本の映画は滅多にない。編集が細やかで、演出をさらに際立たせている。なにより、役者陣が粋なこと!脚本と演出が見事でも、この役者陣でなければ成立しなかったであろう。
絶えず感じさせる死の影が、どこか重くのしかかってくるのもよい。
幕末の混乱の様子を理解したくて、行き着いた作品。目的を果たさずにいるも、なんか終われない。かなりのスケールの名作らしい。物語も編集も、軽快で、時代劇固有のタメもなし。偶然とはいえ、おもしろい。ヤルね。
ゆき

ゆきの感想・評価

4.4
フランキー堺が最高!!
話は流暢で滑舌よく、江戸っ子設定もサラッとしてる。スッと人の中に入り込んでる様は嫌みがない。

品川の遊郭での男女のあれこれ。人情。
冒頭でのナレーションも耳障りよく、すっとこの世界に連れて行ってくれる。
古い作品だが、ドタバタの中にちょっと品もあり、知らないうちに自分もそこにいるような感覚。
ラストも好き。
見たい見たいと思いながら何十年も見れなかった映画。ようやく観劇。廓ものの落語のアンソロジー。廓の雰囲気を映像でよく出してるのが素晴らしい。落語じゃ、結局わかりませんものね。
パッケージがオシャレ。遊郭の中で起こるドタバタ群像劇を 居残り佐平次、三枚起請や品川心中など落語の演目を使い 一本のお話にしてる今作。キャラ立ちも皆んなしっかりしてるし 不思議な魅力を持つ作品です。


金子信雄さんは仁義なきと同じようなケチな男でいつもブツブツ言ってます。石原裕次郎さんは高杉晋作さんを好演。(石原裕次郎さんてさまぁ〜ずの三村さんに声そっくり!でびっくり!)タバコ吸ってたんですがキセルじゃなく、箱入りのタバコで、あの時代にもあったんだなと思いました。あとはトイレの間隔が近い !近すぎ !今の日本では考えられません となりの人のチ○コみえちゃいますよ。それと昔の江戸っ子の言葉使いは響きに品があってカッコいいです。まぁ粋で乙な作品です!
川島雄三監督の代表作で、日本映画のオールタイムベストの一本と言われる作品。

佐平次と言う男がひょんなことから『トラブルシューター』となり、様々な出来事を上手い立ち回りで解決して行くさまと佐平次の周りの人間の物語をいわゆるグランドホテル形式で描いている。

ストーリーはオリジナルだが、いくつかの落語から主人公や細かいエピソードを拝借している。舞台となっている『相模屋』は、北品川に実在した遊郭である。

ラストシーンは佐平次が墓を走り抜けると現代の品川になっていると言う別のモノも考えていたらしいのだが、監督以外の全員に反対された為実現しなかったらしい。
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