アノ

英霊たちの応援歌/最後の早慶戦のアノのレビュー・感想・評価

3.4
「最後の早慶戦」がメインの映画だと思っていたので、試合が丸々カットされたのには面食らった。
登場人物がほぼ厭戦感を出していないにも関わらず(かといって軍部や世間に洗脳されているなどの描写もない)、戦争の残酷さを出しているのが上手い。

三上が間に合ったとき「秋山は代わりに出ずに生き残るのか」なんて思ったけど戦争はそんなに甘くないのか。
特攻に向かう直前に、銀座にあった店を思い出して無邪気に喜ぶ学徒二人の精神性のリアルな惨さもたまらない・
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