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実録桐かおる にっぽん一のレスビアンのseapony3000のレビュー・感想・評価

5.0
京都・千中ミュージックの鏡張りステージすごいなー。肥えたなーって言われても青いつけまつ毛がカッコいい桐かおる。インタビューで知る桐かおるの絶倫ぶり女好きぶり。普段は冷たいけどセックスの時には何度でもいかせてくれる、ってパートナーの春日トミさんが恥ずかしそうに話すシーンがよい。白白ショーで桐さんのお相手の獣みたいな喘ぎ声がすごい。自宅での本番ぽい場面では途中で飼ってるワンちゃんもベッドにあがってくる。桐さんに振られたバーのママさん中島葵のドラマパートで、ママさんに筆下ろしして欲しいっておしかけてくる兵衛さんと庄司さん兄弟、お尻の穴に銀杏。火がついたママさんがバーテンの明さんにバーカウンターの床でドギースタイル。モノクロでやけにカッコいい。ポーカーフェイスの浜口さんが河原で弁当→「なんかかまってもらいたくなったわ」って河川敷で芹明香に跨がられる場面、芹明香が桐さんに稽古つけてもらうとことかみどころ満載。モノクロとカラーの使い分けも嫌味がなくて自然に受け入れられる。「日本がもっとスケベになりますように」って小沢昭一のナレーション。「日本の放浪芸」桐かおると一条さゆり版聴いてみたい。

「レスビアンの女王 続・桐かおる」
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実録・桐かおる第二弾。京都・千束ミュージックホールから木更津へ。ご本人経営の「木更津別世界」イイ店名…。前作はドキュメントパートと浜口さん中島葵さんメインでのフィクションパートとの編集技がかっこよかったけど、こちらはステージとフィクションの二本立て。花上昇さんとSEX後「男はつまらない…乱暴だし早いし…」のセリフの冒頭からこちらもビンビンに盛り上がってくる。強気のレズのゆりっぺ登場の原宿のオープンカフェのシーン、フランス映画みたい素敵です。花上さんの会社のOL冬木なかさんも可愛かった。桐かおるの名入りエプロンしてる長弘マスター、チョイ役の庄司三郎さん。あと春日トミさんまで演技していて嬉しい。人妻の二條さんまで桐さんに惹かれてそのチャンスを逃さない桐さんのお姿…言葉だけで着物を脱がすわ羽根のような舌使いまでがっつりみせてくれる。二條さんのバー黒騎士の後半戦では織田さんのわなわなき、ここからグッと楽しくなってサイコー。「マスター、行こう」のセリフのタイミングばっちし。私生活をステージのインスピレーションに持ってくるステージシーン、営業先まで着いてくる長マスター。ステージに織田さんまで出てくる!吊るされてる!フェミでクィア、アートに笑いのてんこ盛りでサイコーでした。ひとりフェリーでぐったり東京に戻る花上昇さん、全員良い。
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