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『情事の履歴書』に投稿された感想・評価

若松孝二監督「壁の中の秘事」(1965)の同年前作。雪の中を主人公の女が全裸で走るシーンが話題になり大ヒットした一本。日活助監督だった大和屋竺と曽根中生(クレジットは大谷義明)の初脚本。

殺人容疑で警察に連行された女・加代は、自らの悲しい身の上を語り始める。寒村の高校生だった彼女は村のやくざ者に強姦され東京の売春宿に売り飛ばされた。やがて民生委員に保護され紡績工場に就職。幸せを感じた矢先に、社長や金貸しなど男たちに次々と翻弄され。。。

若松監督の原点が詰まっていた。抑圧された者の悲しみと怒りを、大胆な演出とジャズロックにのせて描き上げている。ピンク映画と言っても露骨な描写はなく、虐げられる主人公の顔を特殊効果で歪ませアバンギャルドに表現している。

怒りの矛先は加代を見下しながら取り調べる警察や、買春客の全学連学生にも向けられる。「我々の真の敵は君らのようなブルジョアだ!」などとアジった上で、彼女にむしゃぶりついていく滑稽さ。宮城の高校を中退して上京してきた若松監督にとって、大学生は温室育ちの青瓢箪に見えていたのかもしれない。

加代の好物がチキンライスという設定がリアル。女郎屋に売られた日にも口にしたチキンライス。それを布石とし、終盤にチキンライスをからかう刑事に啖呵を切る。「食べなきゃ生きていけないじゃないか。だから食ってやったんだ」。

ラストカット、夜の街に消えていく加代の頭上に「米国は日本を核攻撃から守るためには新安保条約の締結が・・・」との電光掲示板が映る。若松監督は本作を皮切りに反体制反権力の姿勢を強めていく。本作を観た足立正生ら日大映研グループが若松プロに合流するのは翌1966年となる。

※本作の二か月後に公開された武智鉄二監督「黒い雪」(1965)は、横田基地の脇を娘が全裸で疾走する場面が問題視され、日本映画で初めて“わいせつ図画公然陳列罪”で起訴された。

※雑感
本作DVDの映像特典に若松監督と足立監督への切通理作さんのインタビュー映像が入っていた。両者の対談は活字では何度も目にしてきたが、映像で見ると二人の親密さがしみじみと伝わってきた。若松監督とは三度お会いしたことがある。監督の自伝『俺は手を汚す』にサインをお願いしたら、“心”と書いていただいた。