「愛の嵐」(1973)「ルー・サロメ 善悪の彼岸」(1977)に続くリリアーナ・カヴァーニ監督ドイツ三部作の三本目。谷崎潤一郎の『卍』(1931)の舞台を戦前ナチスドイツに翻案。着物デザインは辻村ジュ>>続きを読む
1986年、クリス・マルケル監督が当時の恋人アリエル・ドンバール(「海辺のポーリーヌ」1983:マリオン役など)と東京を訪れた際に回したVHSホームビデオ。
最初にドンバールとのおしゃべり。その後は>>続きを読む
ヴィム・ヴェンダースがプロデュースした日本のSF映画。サンダンス・NHK国際映像作家賞を受賞した中嶋莞爾のオリジナル脚本を、本人が自ら監督して映画化。ファンタジア国際映画祭最優秀撮影賞受賞。
近未来>>続きを読む
「クローンは故郷をめざす」(2008)の中嶋莞爾監督の第二作。第一作「はがね」(1994)と対を成すモノクロ幻想SF。
近未来の穏やかな田舎。老いた科学者は小さな研究所で黒い“箱”を作り育てていた。>>続きを読む
ヴェンダースがプロデュースした「クローンは故郷をめざす」(2008)など海外で高い評価を受ける中嶋莞爾監督の第一作。廃工場をめぐる老人と少女の幻想ファンタジー。フランス ユネスコ芸術・教育国際映画祭グ>>続きを読む
セルジュ・ゲンズブールが死の前年に脚本を書き監督した遺作。日本版ビデオ副題「露出狂とロリータ」。エロディ・ブシェーズ(当時16歳)のデビュー作。「フラッシャー(FLASHER)」とは「露出狂」を意味す>>続きを読む
フランスのクリス・マルケル監督が1964年に初来日して撮ったドキュメンタリー。東京オリンピック下の日本の姿を、フランス語を学ぶ20代の日本女性を軸に映し出す。大島渚や羽仁進など先鋭的な日本の監督たちに>>続きを読む
「ドクター・スリープ」(2019)と同じくスティーヴン・キング原作×マイク・フラナガン監督によるSF風ヒューマンドラマ。アメリカでは昨年公開され興行的には不調に終わった。
第三章から始まり第一章へと>>続きを読む
「ロシアのタランティーノ」と呼ばれたキリル・ソコロフ監督のハリウッドデビュー作。妹を助けるべくヒロインが悪魔カルトと死闘を繰り広げるホラーなヴァイオレンスアクション。主演は「デッドプール2」(2018>>続きを読む
ジョージ・ルーカス(当時25歳)の監督脚本による長編デビュー作。未来ディストピアを描く異色のアメリカンニューシネマ。フランスス・F・コッポラ(当時30歳)が設立した製作会社ゾエトロープの第2回作品。興>>続きを読む
「マイ・フェア・レディ」(1964)のリメイク元。大ヒットした舞台戯曲『ピグマリオン』(1913)を原作者のノーベル賞作家ジョージ・バーナード・ショーが自ら脚色し、アカデミー賞最優秀脚色賞を受賞した。>>続きを読む
フランスで活動する前衛舞踏家・岩名雅記(1945年生)が4年かけて完成させた舞踏劇映画。「死と生、聖と俗に彩られた少年版・不思議の国のアリス」(諸星大二郎のコメント)。モノクロ。
1952年・東京。>>続きを読む
チベット仏教の聖地ラサ、さらに聖山カイラス山までの計2400キロを、村人たちが五体投地を続けながら歩んでいく1年間のロードムービー。実際のチベットの村人11名の巡礼を兼ねて1年間かけて撮影したドキュメ>>続きを読む
「X エックス」3部作(2022~)のタイ・ウェスト監督の初期ホラー。
1983年アメリカ。大学生のサマンサ(ジョスリン・ドナヒュー) は引っ越し費用のためにベビーシッターの面接に向かう。親友メーガ>>続きを読む
川端康成の幻想短編『片腕』(1963)から着想を得た耽美ホラー。世界各国の映画祭で高い評価を受けている金子雅和監督の長編デビュー作。映画美学校製作。監修は瀬々敬久。
病床の文月(ふづき)は妹すみれか>>続きを読む
ゲイ・シネマの異端児と称されるラ・ブルース監督のアートハウス系ゾンビ映画。題名邦訳「オットー;ゾンビたちと共に」。サンダンス映画祭やニューヨーク近代美術館で上映。ドイツ制作。
ゾンビの青年オットーは>>続きを読む
死霊館メインシリーズ全4本の最終作。監督は前作「死霊館 悪魔のせいなら、無罪。」(2021)に続いてマイケル・チャベス。
最終作で家族に呪いがかかる。しかし意外にスケールの小さい話で、結局は悪魔祓い>>続きを読む
「死霊館」(2013)「死霊館 エンフィールド事件」(2016)に続く死霊館メインシリーズ3作目。死霊館ユニバースの7作目。監督は同ユニバースの番外編「ラ・ヨローナ〜泣く女〜」(2019)が初長編とな>>続きを読む
ポーランドの鬼才ズラウスキー監督が長編4作目として「ポゼッション」(1981)の前に撮影したが、政府からの製作中止命令により完成に10年かかったカルトSF。原作は監督の大叔父イェジー・ズラウスキーの同>>続きを読む
ルキノ・ヴィスコンティ監督の「地獄に堕ちた勇者ども」(1969)の前作。カミュの『異邦人』(1942)を忠実に映画化。
第二次大戦前のアルジェ、会社員ムルソー(マルチェロ・マストロヤンニ)は養老院か>>続きを読む
2006年の有名作の20年後の続編。時代の変化がしっかり反映されていた。
前作はファッション業界に入りたての主人公の成長譚だった。それから20年経った主人公はアラフォーのジャーナリスト。しかし合理化>>続きを読む
「28年後...」三部作の二作目。監督は1作目のダニー・ボイルから「キャンディマン」(2021)のニア・ダコスタが引継。脚本は「シビル・ウォー アメリカ最後の日」(2024)で監督を務めたアレックス・>>続きを読む
オーソン・ウエルズ監督脚本によるカフカの小説『審判』(1925)の映画化。ダリオ・アルジェント監督のジャッロ映画や「未来世紀ブラジル」(1985)に多大な影響を与えた不条理な迷宮スリラー。撮影は「ブル>>続きを読む
リリアン・ギッシュが「真紅の文字」(1926)と同年に主演した、仏小説『ボヘミアン生活の情景』(1851)のアメリカで二回目の映画化。キング・ヴィダー監督の「ビッグ・パレード」(1925)の次作。「ラ>>続きを読む
19世紀末英仏で空前の大ブームを巻き起こしたホラー小説『歌姫トリルビー』(1894:ジョージ・デュ・モリエ)のアメリカで2度目の映画化。監督は「悪魔の手」(1943)のモーリス・ターナー。
あらすじ>>続きを読む
19世紀末英仏で空前の大ブームを巻き起こしたホラー小説『歌姫トリルビー』(1894:ジョージ・デュ・モリエ)のアメリカで5度目の映画化。主演は「狂へる悪魔」(1920)でジキル博士とハイドを演じたジョ>>続きを読む
「脱出」(1972)のジョン・プアマン監督が次に手掛けたカルトSF。未来社会に秘められた不老不死の謎を追う、監督のオリジナル脚本。「ダイヤモンドは永遠に」(1971)で007シリーズを引退したショーン>>続きを読む
2024夏のテレビアニメ「ガールズバンドクライ」の劇場版総集編の後編。サブタイトル「なぁ、未来。」は中村一義らが一時結成したバンド100sの曲名。
何といっても『運命の華』のフルバージョンに尽きる。>>続きを読む
2024夏のテレビアニメ「ガールズバンドクライ」の劇場版総集編の前編。監督は「ラブライブ!サンシャイン!!」(2016~)の酒井和男。脚本は同作や「STEINS;GATE」(2011~)「響け!ユーフ>>続きを読む
14世紀イタリアの詩人ダンテの『神曲 地獄篇』を組み込んだハリウッド映画。職人監督ヘンリー・オットーがドイツ表現主義の手法を取り入れ、地獄シーンはフィルムに赤を着色。撮影は「ジェニーの肖像」(1948>>続きを読む
"世界初の大作映画"とみなされているイタリアで最初の長編映画。14世紀イタリアの詩人ダンテの『神曲 地獄篇』を、ギュスターヴ・ドレの挿絵(1861)を参照しつつ忠実に映画化。
森の闇に迷い込んだ詩人>>続きを読む
14世紀イタリアの詩人ダンテの『神曲 地獄篇』を組み込んだハリウッド二度目の映画。監督は画家から映画監督に転身したハリー・ラクマン。約10分間の地獄篇シークエンスはギュスターヴ・ドレによる『神曲』挿絵>>続きを読む
イギリスの鬼才ケン・ラッセル監督が初めてハリウッド資本で制作。ドラッグによる記憶覚醒に取りつかれた学者を描くサイケなSFボディホラー。ウィリアム・ハートとドリュー・バリモアの映画デビュー作。脚本は「マ>>続きを読む
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」(2014)に大きな影響を与えた反体制風刺活劇。Youtube映画批評チャンネル『BLACKHOLE』ロゴの元ネタ。「アメリカンウエイ」とは米国のナショナリスト精>>続きを読む
「キャリー」 (1976)の男性版として企画され、ゲーム「女神転生」(1987~)に先駆けてコンピューターによる悪魔召喚を描いたカルトホラー。イジメの標的にされる主人公を演ずるのはロン・ハワード監督の>>続きを読む