このレビューはネタバレを含みます
シリーズの雰囲気を壊す事なく、キャラクターの関係性を強化させた最新作は、面白かったです🌴🚗
カメラがアクロバットに動いて、ハイテンションで突き進むリズム&テンポに満足できました。
大音響で聴く銃撃音も、気分が上がりましたよ。
ただシリーズNO.1とかではないかな...
マイク(ウィル・スミス)のキャラクター造形は、今考えると007(ジェームス・ボンド)だと思います。
大豪邸に高級スポーツカー・美女とのロマンス、リアルに考えると一介の刑事のライフスタイルでは、あり得ないと思いますが🌇
そんなマイクも今回で結婚した事で、内面の変化を感じましたが、気になった点としては、パニック発作について、ストーリー上たいした意味がなかった事です。
あの描写は要らなかったように感じます。
それと同様にマーカス(マーティン・ローレンス)が、九死に一生を得た後(心臓発作)に、妙なテンションには困惑してしまいました。
シリーズにはなかった、スピリチュアル描写は新鮮ではあったけど、ユーモラス(おかしみ)よりシュール(困惑が強い)に感じました💦
前作『バッドボーイズ フォー・ライフ』で初登場した、マイクの息子アルマンドの描写も良かったと思います。
アルマンドの贖罪として、コンラッド警部の娘を守る描写は、ありがちだなとは思うけど、マイクとアルマンドの複雑な関係性も、一応今作でケリがついたのでスッキリはしたかな。
今作は興行的に大ヒットしてるみたいだし、次回作があるようには感じますが、バッドボーイズ・ファミリーの円熟度合いを考えるに、次がラストかなとは思います🏙