オーウェン

ジョン・カーターのオーウェンのレビュー・感想・評価

ジョン・カーター(2012年製作の映画)
2.1
全ての映画を含めて赤字記録を達成すると噂に上ったSFアドベンチャー作品。
「スターウォーズ」や「アバター」が製作の際に影響を受けたと言っているが、後発のこの作品を見るとまるで前者の真似をしているかのように見えてしまう。

中身は決して悪くはない。
アクションは派手だし、金が掛かっているのは冒頭のアクションを見ればすぐに分かる。
それでも目につく箇所は幾つかある。

例えばジョン・カーターを演じるテイラー・キッチュを含めて、キャラの魅力が非常に薄い。同じ「スターウォーズ」では忘れられないキャラが多数いたのを思い出す。
ご丁寧にジャバ・ザ・ハットにクリソツのキャラを作る意味もない。

そしてサーク族はやはり「アバター」を嫌がおうにも連想してしまう。
原作が古いと言っても、今の時代に作るならそこに合わせないと観客は取り込めない。

原作はシリーズなので続きがあるのだが、この悲惨な興行では無理だ。
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