はからめ

うんこと死体の復権のはからめのレビュー・感想・評価

うんこと死体の復権(2024年製作の映画)
4.0
この映画が伝えているのは
ニンゲンがヒトとして
生きながらえていくため
至極まじめな、生物の真理なんじゃないかな

食べて、出して、それを誰かが食べて、出して、のサイクルの中にヒトもいた。かつては。

人間が思ってるより、はるかに自然界は複雑に有機的に機能する世界。食うか食われるかはあるが、必要な分だけ、そして獲物(うんこや死体)を譲り合うことに驚く。
無駄な死を生まない。

うんこも死体も、最終形態ではなく、そこからまた生まれる生命があるのだ。

子どもたちにそのことを色々なやり方で伝えている。子どもは素直に受け入れている。
ヒトであることを意識して暮らしてみよう、そう思った映画だった。
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