ビジュアルが不気味なのは何となく察していたけど、これは…キモい!ジャケット画からして悪趣味で素晴らしい。
シネマカリテに※実物です、と書かれた人形が展示されていたけど、ステーキ用生肉とキツネの死骸から作られたものなのでしょうか!?蛆は湧いてないし臭いも大丈夫そうでしたけど…
偉大なストップモーション・アニメーターの母を持つ女性エラが、母の病気により中断された作品を完成させるために没頭していくなか徐々に狂気の深みにはまっていく。
主人公に起こる変化はまるでボディホラーのようでもあり、おあつらえ向きに痛いシーンも多い。主役のアシュリン・フランチオージはホラー映画でよく見る、というか平和な映画で見たことないけど、めちゃくちゃ陰鬱な雰囲気に映えるお顔。
エラが出会う謎の少女の話からインスピレーションを得て制作が進むようになるが、この少女はエラにしか見えていないイマジナリーフレンドっぽさがあり、しかも超生意気。実体があったらバックドロップしてるわ。
ストップモーション人形の造形も良いけど、効果音などもいちいち不快で、この映画作った人たちの精神状態を真剣に心配するレベル。そんな映画だけどシネマカリテはほぼ満員だった 笑