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シャイニングのcurunutのレビュー・感想・評価

シャイニング(1980年製作の映画)
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シンメトリー、ズームアップ、画面の中心にいる人を追うカメラ、規則性が印象的だった。
不自然なほどにシンメトリーな画面が多用されていて、この作品の怖さは先にあることの不確実さ?不明確さ?だと思うから、ジャックが狂ってしまっているから分からないのは当たり前と言えば当たり前で、その不自然さが不安に感じさせる要素だと思った。規則性も然りで、終わりの無さや無機質さは不安を煽っている。

ズームアップや対象を追うシーンはウェンディとダニーと一緒に逃げる気持ちになるのでひたすら一緒に逃げた、、、怖かった、、そして疲れた、、、、その分逃げ切れた時の安らぎがすごい。

そしてジャックニコルソンが完全に異常者すぎて演技に見えなかった凄かった。
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