鉄

ヤング・ウーマン・アンド・シーの鉄のレビュー・感想・評価

4.2
デイジー・リドリーが英仏海峡を泳ぎ切る映画。

実在のアスリートのガートルード・キャロライン・イーダリーの伝記映画かつ、とてもストレートに熱いスポーツ映画。今以上に性差が露骨な時代だからこその苦労も描かれており、練習場及び時間、更にはそういった練習や試合に出場することに対するコストの確保等などがとても丁寧に描かれている。流石にいくつか飛躍して描いてる所もあるようだし、結果はどうなるか分かっていても、クライマックスはハラハラして見てしまう。特に大量赤クラゲは見てるだけでキツい。ラストの帰国してからのパレードとかは「やりすぎでしょ(苦笑)」とか思ってたんだけど、その後に流れる実際の映像の方がもっと多くの人で賑わっていて、思わず土下座してしまった。

朝だって夜だって楽しみはいっぱい。
鉄