2024年公開。配給・ネオン、ユニバーサル・ピクチャーズ/フォーカス・フィーチャーズ、ビターズ・エンド。R18+。監督・脚本はショーン・ベイカー、主演はマイキー・マディソン。2024年・第77回カンヌ国際映画祭でパルムドールを、第97回アカデミー賞では作品賞や監督賞、主演女優賞など5部門を受賞した。またショーン・ベイカー監督は、アカデミー賞史上初となる単一作品で最多4つのオスカーを獲得するという快挙を達成。ニューヨークでストリップダンサーとして働く主人公・アノーラが、ロシアの大富豪の御曹司・イヴァンと出会い、人生を好転させるべく奮闘する姿を描く。音楽とともに駆け抜ける疾走感に加え、華やかでエネルギッシュ、生と性の熱量が凄まじい。アノーラの生い立ちは描かれなかったが、凛とした強い女性であり、幸せを追い求める等身大の女の子。アメリカ社会へのメタファーかどうかは不明だが、搾取する側とされる側、需要と供給、資本社会。生きるって言うのは痛いと言う事。今作が人間讃歌である事は間違いない、観て良かった。
"Touche"