ショーン・ベイカー監督来日記念の登壇ありの回で!
監督のお話聞けたり、獲ったばかりのトロフィー観られたり、、、
作品鑑賞前の時間も楽しかった〜
監督が、観終わった後につい語りたくなる終わり方にこだわっていると言っていたのと、映画館で観て欲しい作品なんだっていうのを繰り返していたのが印象的だった。
プリティウーマンみたいなあらすじだけど、リチャードギアとはかけ離れたどうしようもない男がヒーローだから全然プリティウーマンにはならない。かといって、スカッと問題解決する訳でもなくてアノーラ辛い。
こういう人たちもいるんだよという現状を伝えたり、皮肉を効かせていたりみたいなのに力入れてるのかなと期待しすぎてしまった。あの仕事帰りのキラキラした姿から一転した電車内の姿とか心動かされたから、そちらの方をもう少しピックアップしてほしかった。フロリダプロジェクトの方が個人的には、メッセージ性があるのとその見せ方が上手くて好きだった。
掛け合いも勢いがすごいから迫力を感じておお〜ってなってるだけのような気と、体張った演技が素晴らしいってことで評価されているのかなという気がした。内容の深さでずっしりくる迫力みたいなものとか、激しさが一見少なくても細部まで丁寧に作り込まれた映画の方が好きだから他の候補にアカデミー賞獲って欲しさもあった。