ストリップダンサーのアノーラ、超バカ金持ちの男の子に好かれる
前半、後半とびっくりするくらいテイストが変わって最高!
後半がハングオーバー!のような物語に振り回されるような場面ががらがら変わり勢いと暴力で周りを巻き込むようなテイストになるのがかなり好みだった
以下、ネタバレ
ラストの解釈はフロリダプロジェクトもそうだったけど結構放置された感があって、インタビューでも好きに捉えて良いと監督も言ってるので、俺は好きに捉えちゃうけど
イゴールと車の中でやってしまってる最中に、やるせ無い気持ちで軽く何度も叩くことから、アノーラ自身がプラスではなくマイナスな心情だと受け取った
本来だったら、数日前まで億万長者の妻になるはずだったアノーラだったが、イゴールで収まってしまったことの落差なのでは?とすごい非情なことを言うがそっちの方が納得いく
王女ではなく、戦士の妻
んー、なんかレイプなんて考えもしなかったイゴールと、そういう関係になってほしくなかったし、結局アノーラが性的に締めてしまう方が悲しいな
日本人の監督だったら性行為と男からかけ離れて、食事をするシーンとか家族のもとに帰るとか、買ってこれなかった牛乳を買って自分の家に帰って同居人に渡すとか、逆の方向性に舵を切りそう
そっちのが良かったなぁ
あとは観客が納得したいなら好きに解釈どうぞ、ってかんじ,あまりその後については個人的に興味がない