YujiObara

ANORA アノーラのYujiObaraのレビュー・感想・評価

ANORA アノーラ(2024年製作の映画)
3.7
ロシアの富豪とストリッパー、どちらもなかなか感情移入しにくい。市民的感覚からは外部・周辺にいる彼らを用いて生々しさを和らげながら社会的断絶を描いたということなのか。

前半のある種ステレオタイプな放蕩三昧の日々から一転して悲愴感漂う後半ではそれぞれのキャラが立ってくる。ロシアの面々も小悪党といった感じで憎めない。
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