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オペラ座の怪人 4KデジタルリマスターのToのネタバレレビュー・内容・結末

3.9

このレビューはネタバレを含みます

有名な今作品。実際観た事がなかったのでこれを機に鑑賞。

1919年パリ、もう使われてないオペラ座で劇場に縁がある品のオークションが行われていた。ラウルは使用人に車椅子を押してもらいながら参加する、オークションにはかつて劇場に所属していたマダム・ジリーもいた。オークションが進んでいく中、シンバルを持った猿のオルゴールを競り落とす。次の品は荒廃したシャンデリア、競売人は怪人が関わった事件に関係がある品物だと説明する。シャンデリアに灯りが付くとその時代が鮮明に蘇っていく。1870年、オペラ座には音楽の天使という謎の人物に指導を受けているクリスティーナがいた。ある日、支配人が変わり座付きの歌手カルロッタがリハーサルをしていると背景が落ちてきて下敷きになってしまう、怒ったカルロッタは出て行き急遽クリスティーナが代役になり大成功を収める。そして新たなパトロンとなったラウルはかつて恋仲だったクリスティーナに気がつくのであった。
まず初めての鑑賞でしたが、歌が圧巻です。台詞より遥かに多い歌声、歌声で話が進んでいくと言っていいほどひたすら美声が響きます。2004年の作品のリマスターですが、とても美しい…これは映画館で観れて良かったです。
クリスティーナの揺れる心境だったりファントムの狂気的な愛情だったりラウルの一途なクリスティーナへの愛だったりとそれぞれの心境を考えるとなんとも切なかったり複雑だったり…。辛い過去を歩んできたファントムを思うと涙腺が危なかったです、ファントムよりに今回観てしまった。
有名作品、映画館で無事に観れて良かったです。舞台などでも有名なのでどっかの機会で観に行けたらな、と思いました。
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