Gierck

路上のライオンのGierckのレビュー・感想・評価

路上のライオン(1953年製作の映画)
4.5
ラオール・ウォルシュ監督、ハリー・ストラドリング撮影。
ウィリアム・ギャグニー製作、ジーン・キャグニー共演というようにギャグニーファミリーの映画とも受け取れるようで、映画は終始ジェームズ・ギャグニー節が全開という感じである。
そんなギャグニーに対し、バーバラ・ヘイルのふとした微妙な表情を捉えるショットが多く、そんなギャグニーとバーバラ・ヘイルの差異が映画を支えるように進行し、最後にその差異が決定的なこととなり、映画が終わる。
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