今年観た映画で一番熱くてシビれた
ちさととまひろという殺し屋の総決算のような濃密さ
見どころのアクションも特に骨太で、拳がぶつかり合う音や銃声、ナイフが掠める音全てが臨場感を醸し出していて迫力があった、このこだわりがすごい好き
ゴリゴリのアクションとちさまひのフワフワしたアンバランスさが好きだからこういう2人がみたかった、ずっと見ていたいという気持ちが凄く強くなった
今回はちさとが凄い良い味を出していたと思う。まひろにとってちさとは、よき理解者で、よき遊び相手で、最高の相棒だということが強く出ていたと思う。
今回初めて出た登場人物も早い段階から個性の強さが出ていてそれでいてしっくり馴染んで、絆の芽生えが起きてから抜群のコンビネーションを見せるのが本当に良かった
特に冬村かえでは最強の名に違わぬ強さを誇るのに幼稚で虚ろで見ていてなんとも言えない怖さを受けた。こういう見たことのないキャラクター性をまだ見られるんだという新鮮味もあった
今回は特にコンビネーションが顕著に描かれているなと思った。
それが冬村かえでの歪で孤独な人生とエグいくらい顕著な対比になっていて持てた者と持てなかった者の対図が物語をより引き立てていた
まだ語り足りないくらい本当に面白かった、ベビわる大好きです