いくまる

バーン・アフター・リーディングのいくまるのレビュー・感想・評価

3.8
これはアルコール依存症で仕事をクビになったCIA職員。
の不倫中の妻が相談した弁護士事務所。
の職員がジムで落としたCIA職員の自伝(暴露本)の下書きと貯蓄額を記したCD-ROM。
を拾った全身整形を望むヒステリックな女性。
が出会い系サイトで知り合った浮気性の元財務省警備員の男。(元凶みたいな人)
の絵本作家の妻。(この人も秘密持ち)
に雇われた弁護士が更に雇った男(探偵?)。
のせいで最悪な最後を迎えたけどまあそこそこ自業自得なおバカなインストラクター・ブラピ。
というブラックCIAコメディです。

…は?


でもそういう話です。
句点1つにつき最初に戻って読んでください。
(谷川俊太郎「これはのみのぴこ」参照)
因みにいくつか人被ってるし、他にも何人も絡んできます。複雑〜。
エンドロールの歌が全てだと思うな。笑
♪Fucking A-man! CIA man!


ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、ジョン・マルコヴィッチ、ティルダ・スウィントン、J.K.シモンズ…
私がパッと出せるだけでも出演者がアホみたいに豪華!
な割に点数低すぎでしょw

それぞれの自己中で短絡的な思いと言動が、全員の首を絞めていく。
1人まともな人がいればどこかで止まったかもしれないのに。
「類は友を呼ぶ」の最悪なパターンだと思ってとらえれば。笑


コーエン兄弟は私に合うのか企画で気になるものを観ているけれど、結構ね、好きみたいです。
ジョージ・クルーニーまた変なことさせられてるし。(好き)
男が全員残念で割と女性は救いがちなの、何か考えがあってのことなのかな?
残念だけど男には愛敬があるし、救うけどシンボル的な「良い女」は出てこないよね。



何か学んだか?
いえ…
私もだ。


あ、でも「burn after reading(読んだら燃やせ)」は機密文書の冒頭に書いてある言葉だって事は学びました。
いくまる

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