この手のホラーはギリギリの緊張感とピタゴラスイッチのような「んな、アホな」の狭間でせめぎ合うものなんだけど、まさにギリギリのバランスでしたね。
セリフが無かったことが逆に良かったと思いました。
多くを語らずともちゃんと想像できる作りになっていて、それがホラーサスペンスとの相性も良かったです。
それでも途中で何度も「そんな、バカな」と思えるほどゲームソフトをプレイしているかのようなニアミス演出が多かったけど、これもエンタメとしてギリ成立するレベルだと感じたのでアリだと思います。
なんか子どもが必死に頑張ってるだけで「よし、いまだ、行け!がんばれ!」と応援しながら観てしまいますね。
最後まで緊張感があって良かったです。
この手の映画でちゃんとしっかりと頑丈なビニールテープで縛られているのは良かった。(だいたいいつも観ていて「いや、こんなんすぐほどけるやろ」というのが多い)