ディアマンテネグロ

僕らは人生で一回だけ魔法が使えるのディアマンテネグロのレビュー・感想・評価

4.0
美しい自然に囲まれた、小さな村。そこに暮らす少年達は、18歳になると人生で一度だけ魔法が使える。魔法の使用は2年間限定で、命に関わる事には使えないという制約があったが、18歳を迎えた4人の男は魔法の使い道に頭を悩ませる。

2025年・111分・ドラマ

日頃感じる様な、小さな幸せは、誰かのそうあって欲しいという、小さな願いである。
子供の頃に浴びたあの、さくら吹雪も🌸、あの空の綺麗さも…

こういう願いは、やはり私利私欲の為に、使ってはならない様に思える。人の為に使ってこそ、それはやがて巡り巡って自分にも還ってくる💫
本作では、主人公の内1人が、私利私欲の為に使いたいと言い出し、お前達もそうだろ?いい子ぶるな、と他の3人を煽り、喧嘩になってしまう。

子供時代(小1くらい)の主人公が、うつむき加減な病気の子に声を掛ける。
「気付いてないだろ?空気は、ウマいんだ!大きく吸ってみろ!」と。
「上を向いて歩けば、ウマい空気が、いっぱい吸える!」と元気を与えている。いい関係🥹

田舎の壮大な青々とした景色には心が洗われる🌲
上の次元の映画を観た様な気がした🏞️