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殺人者のnのレビュー・感想・評価

殺人者(1946年製作の映画)
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面白いけど、どうしてもストーリーは取ってつけた感が...。
原作の、殺し屋が追ってくるのをわかっていながらただ何もしない男、というシチュエーションが効いているかというとちょっと疑問。
バート・ランカスターについてはキャラクターとして、もうちょっと起たせてあげてもいいんじゃないかなと思ったり。ほんとにただ女に騙されて死んでいくっていう。かなり救われない...ま、それもまたいいか。

殺し屋2人の登場シーンはけっこういろんな影響与えてるんじゃないか(この映画以前にも普通にあるのかもしれないが)。普通の人間かと思いきや、だんだん融通の効かなさ発揮していって、「あ、こいつらヤバいやつだ」みたいな。『ヒストリー・オブ・バイオレンス』なんか思い出したり。

エヴァ・ガードナーの登場シーンはやはり印象的。顔に少し影がかかったようなライティングから、ファム・ファタール登場ではお決まりの全身ショット。

階下から走ってくる人物を窓の中から捉え、ワンカットで部屋のドアに入ってくるまでを捉えるショットなど。
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