東京国際映画祭にて。
もうこれは、新世代香港アクション映画ですね。かつての香港アクションを懐かしんでる方にもぜひ見ていただきたいし、イケメン好きの若い子にも是非見ていただきたい。自信持っておすすめできる映画です。
日本公開前ですが、既に海外で見てる人も多いし、Blu-rayも発売してるので、特にネタバレフィルターつけません。ネタバレ嫌な方はご注意を。
見た人が声を揃えて「面白かった!」しか言ってないので、どんなもんかと見に行きました。結果、すごかった…。端的に言うと、九龍城の中で暴れまわってるだけの話なんですが、そのアクションがもうすごいの!
冒頭のギラギラの80年代香港&魔窟九龍城のセットで既にボルテージがあがりまくり。このセットがすごいんですよ。電線が張り巡らされ、トタン屋根の小さな家の連なりで、人々がひしめき合ってる生活感。ハリーポッターの世界並みに行ってみたーい!ってなります。
そして、くり出されるアクション、アクション、アクション。
ストーリーは、九龍城の縄張り争いがあって、そこに過去の因縁が絡んできてという王道展開なんですが、今回はアクションが芝居して、ストーリーを形作ってる感じなので、とりあえず見ていただくしかない。
ラスト近辺の九龍城でしかできないアクションとか鳥肌ものだったなー。風が助けてくれる
演出も、きっと龍捲風が見守ってくれてるのねと思える演出でしたね。
全身硬質化の離れ業を「気功」の一言で片付けちゃうの嫌いじゃないです😂
原作が小説で、そこから漫画にもなってる作品なので、キャラ立ちがまたすごく良くて。古天楽さんもう格好良すぎやろ。サモ・ハンさんその見た目で戦えるのかと思ったらめっちゃ強いし😂後、黄德斌さんがまたいい役で出てて(目はいいとしてなんであんなに声枯れしてるのか😂なにげに最後まで生き残ってるし)、大叔的愛ファンにも見てほしいなー。四少(特に信一😂)女子にめちゃめちゃ人気出そうなんですけど。これ若い子にも見てほしいなー。四少の男の友情も良かったですね。往年の香港映画よろしく、女子の入る隙間まるでなし😂
最後に質疑応答もあったのですが、アクション監督谷垣さんの、「三丁目の夕日でアクションやったらどうなるかだった」という話に笑ってしまいました😂後、最大の敵役の伍允龍さんが登壇されてたんですが、普通に爽やかイケメンでこれまたびっくりでした。
もしかしたら、「RRR」位日本でヒットするんじゃないかなー。同じ熱量を感じます。
そして、気になる方はぜひ前哨戦に、11月22日より順次公開香港映画「盗月者」を!こっちもアクションあるよ!新世代が頑張ってます。