次々と人が消えるという噂があるマンションの担当になった運送会社の配達員・丸子。毎日のようにマンションに出入りしているうちに、彼はある住人の秘密を知ってしまう。小説家希望の先輩・荒川に相談し、住人の正体を探ろうとするが、やがてふたりは思いもよらない事件に巻き込まれていく。
ひとまずホラーではなかったので安堵。演出にドキッとするシーンはあったが不快感は無し。
どんでん返しの名作のオマージュだけで終わらせず、ジャンルを掛け合わせて新しいものにしようという気概を感じる。「よくできてるね」と思いはすれど「すごくおもしろい！」とは感じなかった。どんでん返しは大好きなはずなのだが、何故か気持ちが盛り上がらなかったな。すべてを知った上でもういちど観てみたいという気持ちだけはある。
