この1968年のリンカーン高校での歴史の授業でもわかるが、このイーストロサンジェルスのラテン系の多い地位域でも歴史の教科書(米国は学校群が教科書を使うか、使わないかの選択権がある)として、白人を中心にした見解で書かれている教科書を使っている。こういう構造レイシズムの指摘の改革は進んでいて、改正もなされているが、不十分だと思う。サル先生(マイケル・ペーニャ)のクラスで、Mexican Americans Fought on Both Sides of the US Civil War(南北戦争(なんぼくせんそう 1861ー)。九千人と。そして、メキシカンアメリカンの遺産を無くしたと。誠にそうで、教科書にその事実が残っていないという、当時は白人の見解が歴史を作っていたから。 https://www.youtube.com/watch?v=j0cozOafwfw&t=84s
リンカーン高校に通っているポーラという高校生、もう卒業を間近に控えている優秀な生徒。女は主婦になり子供を産んで育てるという、ステレオタイプの環境に育ち、ましてや高校の教員も女が優秀なんてという....というだけでなく、メキシコ系の生徒を過小評価している。呆れるが、これが現実だったということ。もちろん1968年代の全ての高校がそうだったわけではない。ポーラの通っている学校が生徒の力を評価せず、過去におけるラテン系移民のステレオタイプで、生徒に幅広い機会を与えなかっただけ。家庭ではステレオタイプが蔓延っていても、学校教育がそれらを変えていける。 ポーラは加州イーストロサンジェルスの下記の高校と生徒と勉強会をし始める。 James A. Garfield High School Theodore Roosevelt High School Abraham Lincoln High School Woodrow Wilson High School ? (もう一校)