1970年、キューブリックのナポレオンがお蔵入りとなった理由の一つとされている作品
エルバ島から復活を果たしたナポレオンが連合軍と最後の闘いであるワーテルローで激戦を繰り広げる話
合成、CGなしでの迫力や、衣装などの細かさ、構成、演出、どれも非常に見ごたえがありました
どんな歴史ものでもそうですが、何故ワーテルローがこれ程注目されるのか知らないと、わからない部分は多いかもしれません
ナポレオンを悪役にするでもなく、ウェリントンをヒール役とも正義側として描くでもない開戦中の描き方や、ウェリントンもかなり苦戦を強いられている姿が個人的には嬉しかったです
とにかく衣装が素晴らしい
モブのような士官でもしっかりと作り込みがされていて、元帥たちすら少しずつ泥まみれになっていくのが当時の様子を想像できて最高でした
