Tetsuya

太平洋奇跡の作戦 キスカのTetsuyaのレビュー・感想・評価

太平洋奇跡の作戦 キスカ(1965年製作の映画)
4.0
太平洋戦争末期、アリューシャン列島のキスカ島に残った日本兵5183名の救出作戦を描いた作品で、多少登場する艦船の名前などは変えてあるらしいが史実を元にした実話である。
こんなことがあったとは全く知りませんでした。

古い映画なのでどうかな〜と思ったけれど、脚本が素晴らしくて今観ても見応え十分。
三船敏朗さんと山村聡さんの軍人同士の会話が心地良かったし、その他のキャストも豪華。
児玉清さんが若い✨
絵面も白黒画像のトーンとバランスが美しかった。
この内容だとカラーより重厚感が増してモノトーンの方が良い気がしました。

ただの救出作戦で、戦闘シーンがあまり無いのにも関わらず緊張感があって、一本の作品として成立しているのは、脚本やキャスティングもありますが、円谷英二さんの特撮技術がやはりさすがだったのも大きな一因かと感じました。
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