かめさん

五瓣の椿のかめさんのレビュー・感想・評価

五瓣の椿(1964年製作の映画)
4.0
「あの橋の畔」の野村芳太郎監督作品。山本周五郎の同名小説原作。岩下志麻23歳、田村高廣主演映画。

「母の背徳に父をすべての倖せを失った娘の悲しみと怒り」

岩下志麻恐るべし*\(^o^)/*

天保五年、むさし屋喜兵衛の邸宅が全焼し、喜兵衛とその妻おその、そして娘のおしののものと見られる三人の焼死体が見つかった。数ヶ月後、人気三味線弾きの蝶太夫はおりうという娘に熱を上げていた。おりうは蝶太夫がむさし屋のおそのと関係があったことを知る。翌朝、蝶太夫の刺殺体が発見される。枕元には椿の花が置かれていた。婦人科の得石は、かつて彼はむさし屋のおそのと関係を持ち、彼女から得た金を元に開業したのだった。その得石が刺殺され、やはり椿の花が置かれているのが発見される。
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