現実離れした展開はいつものことだけど、今回はさらに上をいく感じ。えっ、そういう展開?絶対に失敗しない大門未知子はやっぱり失敗しない。
ただ、目の前の命を諦めないのは外科医として立派だし、確かに命は大事なのだけれども、一つの命にこだわるあまり、間接的に多くの命を犠牲にしてしまう事につながらないかとちょっと変な気持ちになった。誰もが大門未知子さんのように働ける訳ではないし、周囲の人たちが無理した結果、それが凡ミスにも繋がりかねない。本来救えた命が失われることにならないかとそんな事を考えてしまいました。それでも、ストーリー展開はテンポ良く、米倉涼子さんも内田有紀さんもかっこよく期待通りの作品でした。