これってご当地映画(笑)ですか?
駅とか商店街とかバーンと出ますけど
悪臭はしなかったですね
特定の登場人物だけ使う地元言葉問題ってのはありましたけど
邦画のね、良い所が全面に出てる映画だと思いました
バランスというか、映画の中の全部が上手い具合にちょうど良い
淀みというか、流れがキレイで温かい
それ以上やったら台無し、それ以下だったらなんか足りない、っていう、
「この温度、この手触りじゃないとダメ」っていう
融合がよかったのかもしれない
脚本とか、佐々部清と若い監督さんたち、若くないのかなあ、2人ともよく知らない監督さんですけど
佐々部だけだったらちょっとだけ湿度上がって、また違う感じになってたかもしれない
ご自分で撮るつもりだったんでしょうかね
でもこの出来だったら、ニッコニコだと思いますけどね
キャストもね、悪い言い方しちゃうと、使い回しっていうか
アンタ今年映画何本目??みたいな人ばっかりなんだけど
コレに関してはちゃんとキャスティングされてる気がする
この人のこの演技が欲しいです、って
中村蒼は久々に見たな
これが染谷さんだったら、やっぱこの人ギャラ安いのかなあって
なんないか、私だけか
私この手の邦画はたいてい腕組んで大股開きでふんぞり返って観るんですけどね
で、たいてい途中で鼻クソほじり出して、明るくなってダメだコリャって出てくことが多いんですけど
点が線になって
その線が面になってく
素敵な映画でしたね、素晴らしい