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エリン・ブロコビッチの712のレビュー・感想・評価

エリン・ブロコビッチ(2000年製作の映画)
5.0
二度の離婚をしたシングルマザー3人の子持ち、無職で貯金もなく学歴もない。
ある交通事故をきっかけに裁判を通して出逢った人の元に最初は一方的に働き出す笑 どこも受からなくて無理やり働かなきゃ請求書だらけで生活できなかったから。

学歴もなく見た目も裁判に参加できるような格好じゃないのに努力っぷりが人一倍、
大企業が起こしていた水質汚染の問題に向き合う、多額のお金で解決されている汚い世の中は許せないなと思った、お金と命は引き換えになんてできない!なんて汚い会社なんだろうと思った。
エリンの あんたの子宮はいくらで売る?あんたの脊椎はいくらでいる?それの100倍のお金をかけても足りる?っていうセリフにグッとくる。
長期戦になってしまうかもしれない裁判、思うようにいかなくて味方をつけてしまう事や署名をたくさん貰うまでにたくさんの時間と苦労をかけた。
子供との時間を減らしてまでヤマの仕事と言えるくらい。子供の成長を見れないのがどんなに辛かったんだろうと考えるとウルウルきてしまう、初めて喋る言葉さえ聞けない、子供も拗ねてしまって冷たくされる、うまくいかないルーティン
それでも"私が初めて尊敬されている仕事"って真っ直ぐな気持ちが1人の女性として1人の母としてすごく良い背中見せてるな〜って思った

最後の終わり方もめっちゃいい!
実話です、皆さん見るべき本当に。。!
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