ジャケ高得点だったのと比較的すぐ観れたのだが、3たび怖いもの専門のお二人に感想、じじいお願いしたいと思います。

じじいには恐怖でしかない。

じじい

ガールズバンドの裏方少女ゲイシーがライブ中に提供してしまった謎のぶっ飛び薬シータ。それを飲みハイになった人々の人生が狂いだすホラードラマ🇺🇸

監督はMV出身のクリストファー・ビッケル📽️


単純に見せかけて多種多様なジャンルがミックスしたキメラ映画🤘
シンセロックな音楽に黄色く煌めくタイトルコールで如何にもエクスプロイテーション。
しかしそれは下地に過ぎず、本編が進むに連れ複雑化。
ホラー、サスペンス、バディ、トリップなどジャンルはチグハグだけど上手く混ざり合ってる。
ここまでやっといてラストは切なく締める、監督さんの才能ヤバし。

キメラなジャンルに潰されてないストーリー✍️
ハイになったカルト教団によって友人たちを奪われたヒロインが復讐を開始するのが本筋。
これに薬物の秘密を追う調査要素、彼女をサポートする薬物売人とのラブロマンスなんかが絡んでくる。
一つ一つの下りが長ったらしくなく中だるみが少なった印象。
監督さんがMV出身と言う事もあり要所々々の絵面が無駄に綺麗でカッコよかったのもポイント高し。

そんな作風にマッチしたヒロイン、ゲイシー♀️
今回の大惨事のキッカケとなった言わば犯人。
人使いも荒く正直善人とは到底思えない。
しかし、この惨事を自分の責任と受け止め行う行動は好感持てた。
復讐に燃えショートバレルショットガンを構える姿や、拷問準備の最中にタバコを蒸すシーンは最高に渋くてクールだったし。