マッシモ

ピッチブラックのマッシモのレビュー・感想・評価

ピッチブラック(2000年製作の映画)
2.5
若きヴィン・ディーゼルがエイリアンもどきと戦うSF映画。

【キャスト】
リチャード・B・リディック:ヴィン・ディーゼル
キャロリン・フライ:ラダ・ミッチェル
ウィリアム・J・ジョンズ:コール・ハウザー

【ストーリー】
星間移動ができるようになった未来。旅客宇宙船(それも多分LCC的な格安会社)が不慮の事故でとある惑星に不時着した。
三つの太陽が照らす惑星。生き残ったのはわずかなクルーと乗客。さらには護送中の犯罪者だけだった。始めは何もない星に思えたが、地下や暗がりからは彼らを狙う黒い影が…。

【総評】
2000年とあってCGバリバリのモンスターや背景が役者たちから浮いて目立ってしまう。まぁ、話が面白ければ流すけど、残念ながら特に面白くもない。モンスターモノっぽく紹介したものの序盤はリディックが逃走しているので、コイツとクルーの対決になるのかなとさえ思っていた。(それにしてはコール・ハウザー一人にボコられているので力不足を感じてたけども)

内輪揉めパートがひと段落した後半、3つも太陽があるのに日食でずっと真っ暗というトンデモ設定を追加して惑星からの脱出するパートに移るものの戦闘要員も少なく、展開もありきたりの域を出なかった印象。

【あとがき】
ラダ・ミッチェルの立ち位置はやっぱりシガニー・ウィーバー意識なんだろうと思う。犠牲の払い方や複数エイリアンとの格闘なども含めエイリアン2への意識が高い作品だと感じだが、流石にキャメロンの傑作には遠く及びませんね。
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