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ピッチブラックのgunslingerのレビュー・感想・評価

ピッチブラック(2000年製作の映画)
4.1
生き残る為に乗客を犠牲にしようとしていたパイロットのフライは謎の惑星に不時着し、生き残った数人の乗客と惑星からの脱出を試みる。

20億円という控えめ(らしい)な制作費に対し、売り上げは世界で50億まで達し、多くのフォロワーを生んだ。

監督はデヴィッド・トゥーヒーで、リディックシリーズは彼が指揮をしている。
他の作品はあまり目立たないがパーフェクト・ゲッタウェイ、脚本としてエイリアン3に携わっている。
プレデターなどの名作SFを彷彿させる音楽が映画を盛り上げる。
担当は「交渉人」「トゥームレイダー」「シン・シティ」などを手掛けたグレーム・レヴェル。リディックシリーズには全て彼の名前がある。
本作にも通ずるSFのサバイバル物である「遊星からの物体X」(名前B級だな)に出演していたキース・デイヴィッドが物語の無慈悲さを語っている。
もちろん、今や大スターのヴィンちゃんも健在だ。
改めてみるラダ・ミッチェルはあまり美人とは言えないかもしれない。ラダは午後ローとかでまたにやるマンイーターに出演している。

リディックが悪役みたいな引き立て役みたいな主役?になっているのがなんだか独特である。
人間の根底の優しさみたいなものを物語の一部として主張しているのかもしれない。
SF、ホラー、モンスター、サバイバル、ドラマ、などの要素が散りばめられている。
結果を出しただけあり、良作な一本、のはず。
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