エルビラ・リンドの小説が元になっているらしい。スペインの文化大臣を務めた経験があるアンヘレス・ゴンザレス・シンデ監督作。

清掃会社で働く姉妹のようなロザリオとミラグロスの友情物語。
彼女たちにはそれぞれ悲しき過去が陰を落としてるがそれでも不器用ながらも生きていく…という感じだったが結構重たい話。

ロザリオは認知症(？)の母と暮らし、ミラグロスは孤独に耐えながら愛を求める。

ミラグロスがゴミの中から捨て子を発見してから事態は急に動いていき、終わりかたこそハートフル・ヒューマンドラマと呼べそうだったが、孤独と死がわりと前面に出ていて、だいたいの雰囲気は重い。

昔からの友人にもかかわらずお互いの語らない知らない部分に気付かされることってあるよね。

意外と仲良しでも全てを知っているわけではないんだな…と思わされるし、知っていたら助けられたかもしれない終盤の展開が辛い。

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• #日本未上陸映画ベスト◯◯_みむさん