役所広司主演。
バラバラに起こった殺人事件。犯人もバラバラ。しかし共通する、Xに切り裂かれた死体。
刑事の高部は、犯人たちが催眠術をかけられていたのではないかと疑い、心理学者の佐久間の力を借りる。
そして、ある男を病院で確保する。彼は間宮という名札の着いたコートを着ていた男。
…そうか、コートか…。
辻褄が合っていないようで合っている。
なるべくして成ったエンディング。
これ、気づいたら評価上げるしかないわ。
そして、何も気付かんでも面白いからな。
役所広司は凄いし、萩原聖人はウザい！うじきつよしは良い。何気に一番良い。
バイプレイヤーも多数出演し、脇をガッチリと固めてくれてるんで、安心して観れる。
気持ちはザワザワするような映画やけどな。
ラスト、考察したくなるような映画。
メスメリズムって今読んでる藤田和日郎先生の最新作「黒博物館 三日月よ、怪物と踊れ」でも使われてたんよ。
