CURE キュアの作品情報・感想・評価・動画配信

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「CURE キュア」に投稿された感想・評価

こっちのcureもいいのよ
黒沢清作品の中でも考察深まりすぎる作品
むく

むくの感想・評価

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ひたすら疑問が残る。え?え?あれれ?あれ?って感じで頭が混乱する。でも引き込まれる。なにこの感覚。面白い。
こんなに違った角度の怖さ久々に感じた
首吊りんとこはマジで寒気たったわ
qp

qpの感想・評価

5.0
メスメルに弟子入りしたフロイトがポンコツ過ぎて催眠療法習得できなかった話を思い出してしみじみし始める。
「スパイの妻」は、もう一つピンとこなかったが、本作を観て「もうひとりのクロサワ」の凄さを認識した。
日常に潜むちょっとした狂気の積み重ねが、何とも禍々しく、不快感と恐怖を蓄積させる。(空の洗濯機を回す音がこんなに怖いとは…)
また、催眠療法は、科学的に研究・実践されているのだろうが、どうしても、オカルティズムの匂いがして、いかがわしさが消えず、このイメージの怪しさが、良い具合に作用している。
言うまでもなく、役所広司と萩原聖人の演技は素晴らしいが、特に萩原聖人の演技に驚いた。(自分にとっては、“子供ばんど”のイメージが拭えなかったうじきつよしも良かった。)
とにかく、素人目にも巧妙で精緻な計算の上に、作り上げられていることが感じられ、単なるサイコホラーの傑作の域を越えている。
率直や感想は、意味がわからないし暗い。

役所広司の危機迫る演技に魅せられた〜。
記憶障害のサイコキラーの佇まいが恐ろしかった。「なんで?なんで?」って詰めてくる感じも気持ち悪い。

全体のトーンが暗くて、不穏。何も起こらないはずなのに、心がザワザワ。

考察が捗りそうな作品だった。
Chibio

Chibioの感想・評価

2.5
作中の空気はずっと暗くて重いのに、萩原聖人さんの声だけが真水のように濁りなく届いてくることが怖い。
キャスティングがすごく良くて、役者さんの力をとても感じました。
公開当時に観て、それから時々思い出したように観ている映画。終始不穏な空気が流れる文字通りの「サイコホラー」。97年って、神戸連続児童殺傷事件やオウム真理教の一連の事件、阪神大震災など陰惨な事件・事故が続いて、思い返してみても当時が一番「この世界は一体どうなるんだろう?」という気分だったな。311やコロナとはまた違う、人間のドス黒い暗部が剥き出しになっていた時代。そんな時に『CURE』や『呪怨』『冷たい血』などが次々と生み出されたのも納得。役所広司も萩原聖人もうじきつよしも素晴らしいし、「引きの絵」で描く暴力シーン(撮影は『呪怨』の喜久村徳章)など後の映画に与えた影響も大。
けんご

けんごの感想・評価

3.6
いやー疲れる映画だった。

黒沢清にしか出来ない引きまくってゆっくり動くカメラワークや切り返しショットやメタファー、そして現実と迷妄のシーンや家族の呪縛の引き出し方やラストも最高だったんだけど、終始間宮にイライラ(褒め言葉)して個人的にあまり乗れなかった。
萩原聖人うまいな!

正気じゃないふりして完璧正気。
記憶喪失でもなんでもない。
気づいた人どれくらいいるかな?

壊れた妻とこれかけた刑事の夫。

萩原が引き金となっての自己暗示だろう。

スッキリしない終わり方はイマイチ。
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