CURE キュアの作品情報・感想・評価

「CURE キュア」に投稿された感想・評価

もこ

もこの感想・評価

3.0
独特な雰囲気と気味の悪さで途中までは見入ってました。
終盤らへんからうーん。ってなってきて
最後は消化不良でした。

面白いのは面白いけどなんか足りない。
その後も考察を見たりしてみましたが
いまいち納得いかない。

私の好きなYouTuberさんが大絶賛してるし、実際評価も高いので期待してた分がっかり

B級映画に高評価とか付けてしまうので私の感覚がおかしいのかもしれません、、
masa1

masa1の感想・評価

4.0
1997年黒沢清監督ホラーサスペンス映画

「CURE」

好きな監督だけどなかなか見る機会がなくて、この作品はシャルマン監督色が強いけど彼の最近作含め、いきなり一番いいかも

病的かつ天才的な精神科元医学生である犯人と触れ合うと知らないうち催眠術をかけられ次々といろんな人達が殺人をしてしまう。
そして、それに立ち向かう刑事も神経が擦り切れ始めるが…
すでにこの頃からジメッとした画像は健在。
国内のサスペンスホラーはこの人ピカイチだな。
かず

かずの感想・評価

3.4
難しかった。

先が読めなすぎてハラハラした。
見てはいけないものを見てる気分だった。
人の精神が崩壊していく様子を見てると、なんだか自分の精神も簡単に崩壊するのではないかって怖い気分になった。

ただ物語を流していく感じではなくて、監督の技量を感じた。
総合芸術っぽい。
よくわかんないけど。笑
途中まで観てる人に寄り添ってる感じやったのに、最後いきなり突き放された感がある。
温八

温八の感想・評価

3.0
連続猟奇殺人事件を追及する刑事と、事件に関わる謎の男。現実と白昼夢のような描写が入り交ざる難解なシーンが多々ある。
ラストシーンは思い切った編集の仕方でびっくりする。
やま

やまの感想・評価

4.5
実は初めて黒沢清監督の映画を観た。

この感じを日本映画からも味わえるんだからたまらん。ちなみにこの感じとは「絞殺魔」みたいな感じ。


冒頭からなんだか楽しそうな音楽と共にブレッソンのような瞬間を入れ込みながらの殺害から始まる。

遺体の胸にはXと書かれた刺し傷。
謎の怪奇事件を追っていく。犯人が何故やったのか?を突き詰めていく映画なのかと思うのだが、どうやら違う。
人間の心の闇に近づいていくそんな映画。


明らかに殺人教唆をしたのは、こいつだと分かるのに、何故だか本当の奥底まで行ってはいけない感じがたまらなく怖い。その道中には昔のビデオであったり、写真であったり、いくつもの仕掛けもあったりする。
100年くらい前の人物写真ってやけに綺麗に撮れてて不気味な感じがするの凄いわかる。自分の田舎の家の天井に曽祖父と親戚達の写真が何枚も立てかけられてるんだけど、めちゃくちゃ怖かったの思い出した。


真相を目の前にして自らの手で0にした。
何故やったのか?知る必要もないし知るのが怖かったりもする。


冒頭凶器が落ちる感じであったり、血が垂れる様子であったり、萩原聖人がいた部屋の内装であったり、至るシーンが印象に残るような美術が施されていたと思う。


音楽、美術、映像、脚本、演技、何もかもが不気味で仕方なかった。

生肉を壁に投げつけるシーンのスピード感
2019.1.15
自宅PCにて鑑賞

「あんただれだ?」
「…本部長の藤原です。」
「良いか…?もう一度聞くぞ、本部長の藤原。あんたはだれだ?」

ヨーロッパで高い評価を受ける黒沢清監督作品。
催眠術を用いて一般人に最愛の人間を殺させ続ける「伝道師」間宮と、役所広司演じる「刑事」高部の闘い、というのが表面的なシナリオだが、本質的なシナリオは高部の心の中の狂気と理性の闘いであることが中盤以降明らかとなる。

人間は誰しも社会で生きていくために、偽りの自分を演じている。それは例えば仕事における「本部長の藤原」であったり、「家庭思いの父親」であったりする訳だが、これには当然感情の抑圧が伴う。つまり、理性によって自分本来の狂気が押さえこまれているのだ。「伝道師」間宮はそこを催眠術で突く。それは抑えていた攻撃性を解放させる殺人教唆である一方で、催眠を受けた本人にとっては「CURE」(癒し)となりうる。

単純な刑事モノかと思いきやこころの葛藤に踏み込む深さがあって本当に面白い。ただ分かりやすさを優先させたのか催眠術のシーンがコントとなってしまった事は問題だろう。またラストにカタルシスが無く恐怖しかないので、あまり心地よい感触は無い。

撮影技法について少しだけ。
黒沢監督の特徴は、①遠めからのfix長回し②モンタージュの駆使、の2つの対極的な映像表現によって代表される、「心的時間のコントロール」だと感じた。
序盤に多用される①は、劇中BGMが無い事と相俟って観客の頭の回転を止め、ゆっくりとした時間展開に観客を慣れさせる。
その一方で中盤からは、檻に閉じ込められた動物達のカットを中心として②を用いることで観客の想像力を一挙に羽ばたかせる。ファクトが曖昧なまま、観客の頭は回され続け物語は急激に進行する。そして圧巻のラストを迎える。どちらも使い古された技法であるものの、これが抜群に上手い。

BGMがほぼ無くfix長回しで勝負する姿勢はいかにもヨーロッパ的で向こうで評価されるのも納得だが、如何せん日本の借景は向こうと比較にならないほどショボイし、役者の演技も役所広司以外は長回しに耐えない。台詞の読み方も酷い。ヨーロッパのプロデューサーが彼をヨーロッパに呼んで向こうのロケ地で向こうの俳優で撮らせようとするのも無理はないだろう。

なおこれまでヨーロッパ的と書いてきたが、監督の中ではハリウッド作品に憧憬があるようで面白い。それが彼の葛藤ということか…。
他の作品も観てみます。
警視庁の刑事・高部は、最近多発する、ごく普通の人間が突然殺人を犯し喉をXに切り裂く事件を捜査しているが、一方で、記憶障害を抱える妻にも悩まされる。そんな中、交番と病院に保護された記憶障害の男の周囲で次々と殺人が起こり、高部は男を連行。間宮というその男が、催眠術で教唆したのではないかと疑う。

独特な世界観の作品。催眠というか、潜在的な殺意が呼び覚まされる様はなかなか怖い。随所に暗示的な物が登場し、ラストは実に不穏な余韻がある。
以前見た同監督の「クリーピー」は、どういうタイプの作品として観るべきだったかが何となく分かったように思う。
ところで、DVDジャケット裏で、元FBI捜査官ロバート・レスラーが、「こんな事件は私の経験に無い!」とか言ってたけど、これって賛辞とかでなく単なる事実では?
風の音が綺麗
間宮という殺人ウイルスみたいな存在がすごかった、最早概念だった
気持ちがふと変わって、あっさり人殺すの怖い

よく考えると間宮がライター取り出して洗脳するやり方が、映画の冒頭で踏切の信号の赤いランプやパトカーのライトで伏線張られてた。
iijm

iijmの感想・評価

4.0
猿のオブジェクトの出現毎に雰囲気が一転するのが印象的
あれはなに?
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