このレビューはネタバレを含みます
抑圧された人間のストレスを救済(解放)する伝道師
YouTube ある黒沢清・役所広司のこの映画に関するトークイベントの動画中で「もともと、原題は "伝道師" であった」と語っていた。
ラストシーンで、ストレスから解放された完食できるようになった役所広司も伝道師になっている
「手前のお客さん、あいみょんに見える!」
とか言ってて、ナイフを持つウェイトレスに全然気づかなかったな・・・
催眠に詳しいロジックがあるわけでもなく、人間としては空虚で超自然的なものとしてみえる伝道師 間宮
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静止画敵ではなく、動的な映像として、なんか観たことない、みたいなシーンが多かった
長回しだったり引きの画での殺人とか
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催眠に使うのが火や水や自然のもので、女医のシーンの水表現は、これはなにかみせられてるな感があってよかった