ストーリーパートとアクションパートがハッキリ分かれてて、麺とスープが絡んでないラーメンのような感じ。
大作の2はどうしてもそうなるし、3部作の真ん中ってことで、伏線散らしておかないといけないし、アクションパートは増えてるけど、前作のような目新しさみたいなものはないし、、、
いろんな意味でしょうがない部分かな。
とはいえ、ペキンパーを祖としたスローモーションをこんな風に使うのか!
とか。
ジャパンのアニメで育った僕らには馴染み深いカッコイイ画の見せ所は素晴らしかった。
そして、前作ではマシーンやAIの世界を見せていたけど、今作では人間の性や欲望、パッションを重点的に映していた感じ。
この人間の根源的な欲望は、あの醜い殺人マシーンとどこか重なって見える。
いわゆる、タナトスとエロスは表裏一体、ということなのか。
あと、アメリカの大作映画だとどうしてもキリスト教の知識や教えがないと理解しがたい部分がある。
エヴァンゲリオンでも出てきた単語が出てきたり。『愛』ということを大きく語ったり。
別途こっちの学びもしていかねば。
さてさて、3がどこまで刺さってくるのかが非常に楽しみ。