タマゴ

マトリックス リローデッドのタマゴのネタバレレビュー・内容・結末

4.5

このレビューはネタバレを含みます

主人公のネオたちがザイオンとかいう、
人間が住む唯一の街を守るため、
機械(コンピューターシステム)と戦う話。

マトリックスにあるものはだいたい全てシステム。

ただし、マトリックスを創った構築システムいわく、
最初は完全なるシステムを構築したけど、
人間に合わなかったから、
人間に選択という余地を与えた。
(預言者の助言により)
その余地ある意味コンピューターの制御外。
その歪みにより特殊能力系のシステムがマトリックス内に現れた。
それが、キーマスター等のエグザイルであり、
救世主である。
そしてその救世主は預言者の導きによって、
構築者に会うシステムらしい。
しかもこれが6回目。
救世主の先代が5人もいたのだ。

そしてそのシステムのフィニッシュが
救世主をシステムに取り込みザイオンを滅ぼす代わりに、
人類を救うかその反対か。

結局今回の救世主はどちらも選ばず、
愛を選んだ。

一方、システムはバランスを取るように創られているらしく、
前作の救世主の覚醒により、
対極に変態スミスが爆誕。
ソフトの書き換えのように、
システムを次から次へとスミスに変えていく。
ウイルスバスターだったエージェントの1人が
スーパーウイルスになったという感じだろうか。
そのまま今回はマトリックスの説明で終わり。

テーマは「目的」と「選択」か?
ものの本質を考えろとはよく言うが、
その行動の「目的」を意識し、
「選択」していく。
それが今回のテーマかなって感じです。

そして今回の「選択」が次回にどう繋がっていくか、
楽しみにしたいものです。

言わずもがな、カメラワークは素晴らしく、
ワイヤーアクションとスローモーションを駆使したアクションシーンも
前回同様必見!!

支配するってことはとめることができるってことっていうのには完全に納得させられた。
タマゴ

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