オリジナル版が封切られたとき、ガキんちょ数名で観に行った。あのころスタローン出演作品を誰が嫌っていただろうか?ベトナムからの帰還兵の扱いや、アメリカの田舎町特有のよそ者に対する排他性などがわかって原作「一人だけの軍隊」を読むほど面白かったが、ただそれだけにあらず。「ラスト・ブラッド」吹替版を武田真治の吹替目的で観たらもう一度第一作を観たくなったので4K化は好機。
数十年の歳月を経て字幕を読まずに映画を観るようになった現在では、AFIベスト100に加えるのが正当な評価だ。台詞が極めて最小限にとどめられており、劇伴と映像で観せていくのにスタローンの無表情が基本の演技とで、最近のうっるせえわスーパーヒーローだわ小手先のVFXだわで180分超える作品連発する連中に一度観ろと言いたくなった。
主題歌は名曲。
※ ハシゴが難しくなったのは家族の事情もあるが、やたら長尺な作品が増えたからだよ。
※ リチャード・クレンナが若い!おじいちゃんと思っていた。