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プリティ・ベビーのmimicotのレビュー・感想・評価

プリティ・ベビー(1978年製作の映画)
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こんな美しい少女初めて見ました。

生まれた瞬間から娼婦になることが決まっている宿命の悲しみ。
しかし娼館で育ち世間を知らないヴァイオレットは、ニューオリンズの花🌸になることを夢見ていたのです。

大人ぶってはいても、まだまだ走り回るおてんばな12歳の子供。
「愛してるわ。いつまでも」
意味を分からず使っていたと知る、ラストの子供らしさにホッとしました。

娼婦の顔と子供の顔を持った二面性のある役を、ブルック・シールズが見事に演じていましたが、見てはいけないような気持ちにもなるこの作品に、出演を許した親の気持ちは理解し難いです。
ルイ・マル監督なので作品は良いと思うのだけれど、役と同じで彼女は意味をよく理解せず出演したのでは..とモヤモヤして楽しめなかったです。
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