主演が松方弘樹、敵のボスに山本麟一
でこのタイトルだからいかにも東映っぽいけど、大映作品です
松方弘樹が大映にレンタルされた時期があるのは知ってたけど、山本麟一も大映出演あるのは知らなかった
内容は
基本的には昭和初期を舞台にしたよくある任侠映画
けどみんな品がないヤクザ映画に近くて、血糊がドバッとスプラッターがあったりと、悪趣味
それでいておちゃらけのない辛気臭いお話で娯楽要素、ネタになるようなシーンもなく、、、
さらにはタイトルからして詐欺ってる、いつ刑務所破りするの?って
そういえば松方弘樹主演で脱獄三部作みたいなあったよね?それ系統だと思って、普通に脱獄系の映画だと思ってみると肩透かし
後半にちらっとあっさりそんな場面があるだけで、あとは任侠道、仁義がどうとかのたまってひたすらドスで暴れる松方弘樹の映画だった
父親の仇を討つため人違いで襲ったり、争いをおさめるため争いで解決してまた新たな争いを生む、大真面目なバカなんですねw
あとはこういう映画に出てる藤村志保や田村高廣なんかもレアだと思う
こういうのは東映にまかせときゃいいんですよ、倒産間際の末期だなーって思います