本作は、大金が欲しいがあまりにはじめた偽装誘拐からなる物語。人間の欲の愚かさが描かれており、その悲惨さに視聴中「あーあ…」と声を漏らしてしまった。
プロットの流れがとても綺麗で、
余計な点が見当たらなかった。
徐々に事が大きくなっていく展開のおもしろさは、『ロック、ストック&トゥースーモーキングバレルズ』好きの私的には好みだった。
マージが語る最後の言葉が、
この映画を言い表している。
ぜひ観て欲しい。
ある程度、知名度のある作品という事で期待してしまった分、そのハードルはあまり超えてこなかった。