たんたん

ファーゴのたんたんのレビュー・感想・評価

ファーゴ(1996年製作の映画)
3.6
なんだろう
このジャケットから、メメント的な殺人事件の映画かと思っていたが全然違った

殺人事件は殺人事件なんだけど、警察がバリバリ推理して逮捕するわけでもなく、犯人がサイコパスで処刑シーンがあるわけでもなく、ラブシーンがあるわけでもなく、考えさせられるシーンがあるわけでもない
実話の話ってこともあって、それぞれの日常にこの事件が乗っかってる感じ
真剣に描写してるのかわからないけど、笑ってしまうシーンもある
最後のシーンなんてグロいはずなのに、なぜか笑ってしまった
この殺人事件全体がコントみたい

シリアス的な要素を求めて見た場合、がっかりしてしまうと思う

この真剣なのにコントのような映画は嫌いじゃない。むしろ、好きな人は好きだろう
最初はなんだこれと思ったが、見終わってみると満足している自分がいる

私が1番好きだったシーンは、売春婦の高校生2人と警官のシーン
電車の中で笑いを堪えるの耐えられなかった
1人でふふふッってなった

今までの映画に飽きてしまって、ラブコメじゃなくちょっと警察物みたいんだよなーでも重たい雰囲気になるのも嫌だなーって時にぴったり



実話
ある男は自分の妻を誘拐してほしいとある男2人に頼む
それには理由があった
しかし、その理由が無くなり、誘拐の話自体無かったことにしたいと思い主人公が男2人に連絡を取ろうとするが、全て留守番電話で連絡が取ることが出来なかった
この連絡が取れなかったことで、事件が深刻化していくことになる
たんたん

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