まっすー

誰も守ってくれないのまっすーのレビュー・感想・評価

誰も守ってくれない(2008年製作の映画)
4.1
2017年 16作目

ある日兄が殺人容疑で逮捕される。その日から彼ら加害者側の家族の生活は一変した。マスコミに追われる毎日。ネットに晒される個人情報。言われのない誹謗中傷。
普段焦点の当てられることのない加賀者家族をテーマにした社会派映画。

近年では、マスコミのやり過ぎな報道や深く考えずに適当に書く匿名の書き込みなどに注目が集まっているが1人の加害者家族の実態を多少は誇張しているかもしれないが、リアルに描かれておりとても考えさせられる映画だと感じた。

特に志田未来の演技には引き込まれるものがあり感動した。

刑事とペンションのオーナーのやり取りはオーナーのなんとも言えない苦悩をよく描けており素晴らしいと思った。