ヨーテボリ映画祭にて。

子離れできない母と息子どころではない有害な母子関係、嫁姑関係をほんのりホラーファンタジーふうの要素混ぜ、静かだがツイストもあり意外と面白い。
解釈を語りたくなる類の映画。

ワニ園を営む母と息子、ほぼワニの世話と園の仕事であまり外に出ないようだが、息子のヨハンがある日近くで自転車壊れて困っていた女性を助けたことから恋に発展。
あれだけ母が溺愛している息子だし、想像通り嫁姑問題に発展するが、想像の斜めをいく展開になった。

リアリティ路線からファンタジー路線に変わるストーリーに唖然だったが、ワニの習性、歪んだ家族の秘密、継承盛り込み複雑な三人の関係に見入り、どう着地するのかも気になり最後まで興味が持続。

解釈の余地を多く残しているので、見た人とあれこれ話したくなる。
ちょっと突飛すぎてどういうこと？としばらくいろいろ考えた。

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