ハミングバード

ペントハウスのハミングバードのレビュー・感想・評価

ペントハウス(2011年製作の映画)
3.5
 豪華マンションに働く使用人達の日々の労働は、単純だが普通の人間としての優しさに溢れている。大きなお金を動かすことで、生きる大富豪は、普通の人としての優しさを失ってしまっている。コメディではあるが、人の信頼を裏切り富と権力を握る人間への復讐が痛快で面白く楽しい。特に司法浪人の社員への業務中の勉強を知っていて応援するマネジャーの優しさが、ラストでその元社員が弁護士として登場するシーンはなんだかジーンとしてしまった。元気が出る映画でもあります。
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