このレビューはネタバレを含みます
オリジナル版は未視聴。
まず、タイトル詐欺に近いくらい妖怪は戦わない。
ろくろ首にぺろぺろ舐められてた幼い神木くんと忌野清志郎のぬらりひょんは印象に残る。川姫の太ももに妙なエロさがあるのはお父さん向けのサービスか何かなんだろうか。しかし川姫もそんなに可愛くはないのであった。
捕まった妖怪達はFF6の幻獣みたいとか、神木くんの決戦衣装はMADARAみたいとか、自分も大概ゲーム脳だなあと思った。
水木しげるの普及させた妖怪が沢山出てくると聞き、実写で不出来なのは覚悟していたが、妖怪の基本知識くらいは知ってないと観てて全然つまらないような作りは残念。猩々とか分かんねえよコレ。すねこすりもそこまで可愛くはない。
後半の百鬼夜行は、やり過ぎで夏フェスでモッシュ起きてるみたいになってたし楽しそうにしたかったんだろうけど、渋谷のスクランブル交差点辺りでマナー悪くはしゃいでるアホと大差ない。
妖怪と機械をハイブリッドにするの本当しょうもない。聖剣でほぼ一撃死だから更につまんない。聖剣という呼び方もRPGゲーム世代を意識し過ぎて和テイストを疎かにしてて駄目。麒麟にかけたキリンビールの出し方も最悪。
小豆一粒入り込んで失敗するのは蠅男オマージュなんですかね。